1620年オランダのスネルは、水中の物体の浮かび上がりを観察し、空気中の長さと水中の長さの比が見る方向に関係なく一定ということを見出しました。現在の「正弦の比が一定」という形式に表現したのはデカルトです。
入射角i、屈折角rとすると、
sin(i)/sin(r)=n
nの値を屈折率といいます。
個体や液体の屈折率は空気の屈折率(空気は真空に対しての屈折率でほぼ1)に対しての値で、水の屈折率は、
n=sin(i)/sin(r)=4/3=1.333
です。