ほとんどのダイビングは高圧空気製造者から空気が供給されます。しかし、タンクや高圧空気が供給されないところへダイビングに行けば、タンクもコンプレッサーも持っていき自分で空気を詰めなくてはなりません。そんなときのために、取扱いを簡単に書いておきます。
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携帯用コンプレッサーの動力はエンジンです。コンプレッサーの空気取入口は、エンジンの排気ガスが入らないように、風上側高いところに設置します。 |
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コンプレッサー・エンジンのオイルが適正に入っているのを確かめ、いきなりエンジンをかけないで、プーリーを手で回してピストンに充分オイルをまわします。 |
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空気は圧縮されると水分が絞り出されます。また圧縮されたばかりの空気にはオイルも混ざっています。水分や油分やその他不純物が混ざっているものをドレインといいます。コンプレッサーの圧縮各段階にはドレイン抜きのコックがあるので、運転中こまめに抜きます。ドレインは乳白色をしています。さらに最終段階で、フィルターや活性炭の入っている空気清浄器に通しドレインを完全に除去しますが、このドレインが茶色などに変色してきたら、フィルターや活性炭の交換が必要です。 |
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コンプレッサーの冷却も怠らないようします。 |
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