用具の手入れ

 ダイビング用具や器材の手入れは、よく真水で洗う、が基本です。また乾燥は直射日光を避けてください。塩気をよく洗い流さずに乾いてしまうと、塩が固まってウエットスーツなどのファスナーや、スクーバ器材の精密な可動部の動きを悪くします。

 マスクは、シリコン製と合成ゴム製のものがありますが、材質的にはシリコン製のものは経年変化も少なく長持ちします。合成ゴム製は擦れて薄くなったり、経年変化による劣化が顕著で細かいひび割れが生じたりします。
 マスクは、ネジ回し1本あるいはネジ回しを使わなくても分解できるものが多いので、ときたまレンズもはずしてレンズ溝にたまった砂や付着物を取ると清潔に使うことができます。

 スノーケルもやはりパイプ部・マウスピース部・排水弁部に分解できるものが多いので、内部をよく洗えばいつも清潔に使用できます。

 フィンのストラップは、長いこと使わない場合は,はずして保管したほうがいいようです。バックルにセットされたままでいると、そこがひび割れていることもあります。

 ゴム類は、変形しやすいので、ものの下にしないように保管して下さい。

 スノーケリングやダイビングは、用具・器材があってできることですから、用具・器材の手入れや保管は活動の一部として捉えてください。